「取り返しのつかない」こと
2020年10月10日(土)飴
「取り返しのつかない」ということは、「取り返したい」と強く思うのだが取り返すことが出来ないことだということを何かの本で読んだ。
例えば身内の者が亡くなりもう一度一緒に生活をしたいと思うのだが、その思いがかなわない。 それが不慮の事故などで亡くなれば、なをさら取り返したいとの思いが強いだろう。
最近、二人の俳優さんが自らの命を絶った。
一人は「三浦春馬」さんであり、もう一人は「竹内結子」さんである。
おニ方とも40歳前後というこれから俳優としての魅力を思う存分発揮する歳ごろで
私ならずともフアンの方も「取り返した」との思いが強いだろう。
「三浦春馬」さんは10月7日が最終回のテレビドラマ「オカネの切れ目が恋のはじまり」に出演していた。役は社長の息子でお金に無頓着でその軽妙な演技と、特に
笑顔が素敵であった。第4話の最終回では「三浦春馬」さんの姿は無かった。
「自から命を絶つ」ということは、残された者がいくら「取り返したい」と思っても
「取り返す」ことが出来なことである。
最近のテレビドラマの人気ナンバーワンの「半沢直樹」の場面で、「直樹」が会社で窮地に立っているとき、「直樹」の奥さんが「生きていればなんとかなる」というセリフが胸を打った。
お二方のご冥福を祈るとともに、ご本人しか判らないことかもしれないが「生きていればなんとかなる」
「取返しのつかない」ことは残された者が本当につらい思いをするものだとおもう。
「三浦春馬」さん「竹内結子」さんお二方とも笑顔が素敵でした。
おわり