2020.東京オリンピック終えて

2021年12日(曇り)

 

コロナ禍でのオリンピック開催について、開催を支持する人、開催を延期又は中止を訴える人と国民を2分するような状態で、しかも無観客での開催という今までにない状態でのオリンピックとなった。

アスリートの活躍で、多くの感動を得たが、足元ではコロナの感染が拡大。

しかも、新なデルタ株という変異株で感染力が従来のコロナ菌より強いということで

このところの感染者の急増は日に日に増えてきている。

私の住む市でも、オリンピック開催の前までは、感染者は一日1人から3人程度だったが

今は一日30人という感染者数になっている。

 

私が2回目のワクチンを受けたのが7月上旬で、これで9月頃には行動範囲を広げられると楽しみにしていたが、これだけ毎日感染者が拡大してる今日では、今暫らく自粛生活が余儀なくされそうである。

 

私はオリンピック開催には反対であった。オリンピックよりは国を挙げてコロナの収束を向けて動いて欲しかった。

オリンピックとは祭典である。行動の自粛を呼びかけたところで、側で花火が上がっていればそちらに気が向くのが人の心というもである。

アスリートには何も責任がないが、海外の選手やオリンピック関係者が引き揚げたあとに残された日本はコロナ感染の拡大が残り、医療のひっ迫や重傷者の増加など危機的

状況に追われ、政府も打つ手もなくただ流れに任せる状態になるのではないかと思う。

 

もし、オリンピック中止という判断を国がしていたら、国民に行動制限や自粛をもとめても、オリンピック中止してまでもコロナの収束に取り組む国の姿勢に共鳴するはずである。・・・・・・・しっかりした出口戦略を示した欲しい。

 

何か今回のオリンピック開催を見ていると、わからないけれど、日本が負けるとわかっていた、太平洋戦争に突入していった様子も根本的なところはこのようではなかったのではないかと思う

すなわち、決断する人がいずに、ずるずると流れにまかせていってしまたということである。

                        おわり